トップ > 作品 > 作品-03 脇差[銘]信濃國住人秀平
平成二十八年夏
長さ 一尺五分 反り 一分半 〈形状〉平造り、三つ棟、身幅尋常。 〈地鉄〉板目に杢目、処々肌流れ、地沸強く、地景入る。 〈刃紋〉湾れに互の目が交じり、沸厚く明るく冴える。砂流しかかる。処々焼刃が地鉄にからんで二重刃風になるところあり。物打ちから先にかけて湯走りかかる。 〈帽子〉表湾れ込んで強く掃きかけ小丸に返る。裏やや湾れ込んで小丸に返る。 〈彫物〉刀樋掻き流し。 〈茎〉鑢目筋違、栗尻。
平成28年 第11回 お守り刀展覧会 刀身の部第一席岡山県知事賞受賞作